映画『潮音 ある愛のかたみ』東京上映会 報告
開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日 時 | 2024年6月9日(日) |
| 会 場 | 芝浦工業大学豊洲キャンパス阿出川シアター |
| 参加者 | 100人 |
| 映画上映 | 潮音 ある愛のかたみ』制作年:1984年 監督:片桐直樹 |
| 講演 | 『生きている高橋英吉』 大島 幹雄氏 |
石巻市博物館・東京鰐陵会・東京みやぎ石巻圏人会・石巻学プロジェクト共催の『潮音 ある愛のかたみ』の映画上映と講演が2024年6月9日(日)、東京・豊洲の芝浦工業大学豊洲キャンパス阿出川シアターで100名が参加して開催された。

上映会は東京鰐陵会副会長で東京みやぎ石巻圏人会副会長の瀨川徹氏の司会で始まり、はじめに東京鰐陵会会長の加藤友成氏から、「石巻で好評だった映画を東京の多くの方に見てもらい、石巻の宝・彫刻界の鬼才の高橋英吉を知ってもらいたい。各団体の協力を頂き、短期間で参加者を募集し、本日の開催となった。また会場の提供に当たっては芝浦工業大学教授谷口大造氏に尽力頂き感謝する。映画と講演を通して、戦時下での高橋英吉の思いを少しでも感じ取ってもらえばと思う」と挨拶があった。
「潮音 ある愛のかたみ」上映に当たり、石巻学プロジェクト代表の大島幹雄氏から、「映画は昨年11月石巻の博物館2周年記念で上映して大好評であった作品である。この映画は片桐直樹監督のドキュメンタリ形式でドラマを中に入れており、また制作費用の半分程度は市民の寄付を集め完成した。」という映画の紹介があり上映を開始した。

上映後休憩をはさんで、司会の瀨川氏より改めて今回講演の大島氏が紹介された。
講演に先立ち、大島氏から、石巻市の山下生まれで1歳半まで過ごした。25年前に若宮丸のことを知り、石巻若宮丸漂流民の会を立ち上げ、石巻と交流を始めた。また、3.11東日本大震災後に高成田享氏、赤坂憲雄氏と共に石巻学プロジェクトを立ち上げ、石巻学という誌を創刊したと紹介があった。
続いて、
最後に、石巻に帰った時には博物館にある海の3部作の像、聖観音像等を是非見て欲しいという事と、昨日幸子さんに面会でき、会った時のビデオメッセージを紹介して講演は終わった。

時間はあっという間に過ぎ、最後に東京みやぎ石巻圏人会会長の小林美恵子氏が「映画と講演で石巻の宝を実感できた。石巻の人達が大事に守ってきた高橋氏の作品は、震災後は宮城県美術館に保管されていたが、石巻市博物館が新築され安住の地を得て訪問者を待っている。今回映画を見、講演を聞いたので、博物館を訪れまた新たな気持ちで向き合いたい。今回の開催にあたり関係者には勿論、何より足を運んでくださった会場の皆様に感謝したい。」との閉会の挨拶で上映会は終了した。
記録 谷内田 進